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自分のポリシー。

最近、サークル内での自分の役割について考えることがあるんですよね。
うちは向風鈴と夏坂夏弥の二人で組んでいて、
自分がシナリオ、BGM、スクリプト相方が絵とシナリオを担当しているわけですが、
サッカーに例えるなら、自分の役割はミッドフィルダーだな。と思うんです。
(それを言うと相方も違うタイプのMFであるわけですが。)

特に、ストーリーの構想を作り、シナリオを書くライターの役割に絞って考えると、
ビジュアルノベル形式において、ライターの役割っていうのは、
「絶対的なシーン」を用意することだと思っています。

良作と言われる作品には、どの作品にも印象に残る名シーンっていうのがありますよね。
見ていて、「おおぉぉ……っ!」ってなるような。

そのシーンには、最高の絵と、絶妙なタイミングのBGM演出と飾らないシナリオがあります。
それらがお互いを引き立てあって最高のシーンができあがるわけです。

それを逆算してストーリーを作り、そのシーンが引き立つように流れを作るのがシナリオの役目だと思ってます。
んで、そのシーンに来たら、絵師の方にパスを出すわけです。
「さぁ、舞台は整ったぞ! お前の最高の絵で度肝を抜いてやれ!」みたいな感じで(笑)


そういうやり方が、自分の理想であり、目指すところだと思っています。
シナリオの都合で、「この絵が必要だから、用意してくれない?」というのも当然必要になるんですが、
むしろ絵師の方から、
「いいね、このシーン! 構図はどうする? エフェクトはかける?
よしっ! 俺の画力をフル動員して描いてやるよ!」

…って言ってくれるような場面を用意するのが、最高の役割かと。

まぁ、自分は文章力高いほうではないので、展開で持っていくタイプだということもあるんですけどね(・・;)
「オルゴールV」に限定して話せば、
むしろシナリオを「読ませない」、アニメのようにテンポよく展開させ、要所は要所でしめる。
…というやり方をあえてとってます。 
このことについては、また次の機会に言及しますが。
普通に書けと言われても書けますけどね★笑


それと体験版に収録されている序盤では、「絶対的なシーン」というのはほぼ出てきません。
まだ、ドリブルを開始した初期の段階ということですかね。

ですが完全版では、それぞれのルートの中の「絶対的なシーン」を
相方の強力なスチル(場面絵)で彩ってもらう予定ですので、覚悟しておいてくださいね(笑)


素材の魅力を最大限に生かすために最高のパスを出す、
それが自分の役割だと思ってます。


まぁ、ただのポリシーというか目標ですけどね。
それが実際にできてるかできてないかは、また別問題ですが(笑)
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えん☆はり

Author:えん☆はり
おもにPC向けの同人ゲームを制作しています。

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